昭和49年、熊本県水俣湾に大型仕切網を敷設し、 その後20年間の長きにわたり、施設の維持管理業務を行ってきました。
この施設は、水俣病の原因とされる汚染魚を一定区域に留めることを目的として設置された 大規模な施設です。その後、規模を縮小し、平成11年の撤去に至っています。 その間、網の取り替え、洗浄、補修などの維持管理業務を行ってきました。
湾口などを網で仕切り、より広範囲の容積を確保する蓄養施設にも実績が あります。奄美大島でのクロマグロ養殖施設で、仕切網施設として施工され、現在もなお使用されて います。
沖縄県ではビーチでのハブクラゲやオニオコゼなどの危険生物の 侵入防止ネットを設置するなど、海水浴場などでも役立てられています。
有明湾においては、雲仙普賢岳の噴火による流木などが河口より流出し、 船舶の航行に影響を与えるなどの被害がありました。粕谷製網は水無川や中尾川などの 河口に仕切網が敷設し、流出物の流出拡散防止に努めてきました。
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熊本水俣・仕切網 |
奄美大島・マグロ施設湾仕切り網 |
雲仙普賢岳水無川・流木防止網 |
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雲仙普賢岳中尾川・流木防止網 |
沖縄・危険生物侵入防止網 |
諫早有喜・ゴミ防止網 |
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北海道室蘭・浮遊物衝突防止 |
イルカ施設 |
イルカ施設 |