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従来の養殖金網は錆びることが顧客の悩みでした。弊社のKIKKONETは、ポリエステルモノフィラメントの持つ特性と成形が難しい亀甲形の網を開発する事で、耐候性に優れ、軽く、錆びず、弾性があり、連続破網を起こさないという金網にはない利点を持つものが出来上がりました。
錆びず腐らずといった特性は、海岸近くの塩害のひどい地域、火山地帯、および海や河川の護岸工事といった金網の使用では短命な地域において威力を発揮します。
軽いという利点は山間部や線路沿いといった重機が入らず、人力に頼らざるを得ない箇所での使用が可能となります。また重機の必要性の減少は工期の短縮効果もあり施工経費の節減が図れます。
弾性があることは小動物侵入防止網としての使用効果にあらわれ高速道路の事故防止に貢献しています。
最大の利点である、錆びない、腐らないという事は、土壌や川や海の水を汚さない環境にやさしい素材です。
商 号 | 粕谷製網株式会社 | |
創 業 | 1946年(昭和21年)5月 | |
資 本 金 | 4,100万円 | |
所 在 地 | 本 社・工 場 | 長崎県諫早市川内町485 |
営 業 所 等 | 鹿児島営業所(鹿児島市) | |
長島出張所(鹿児島県出水郡長島町) | ||
沖縄駐在所(那覇市) | ||
鳥取事務所(米子市) | ||
物流センター | 鹿児島県薩摩川内市 | |
従 業 員 | 95人 (グループ会社を含む) | |
年 商 | 20億円 (グループ会社を含む) | |
取 引 銀 行 | 福岡銀行、十八親和銀行、たちばな信用金庫 | |
関 連 会 社 | タチカワ株式会社(事務機器販売) | |
経 営 陣 | 代表取締役 | 粕 谷 英 雄 |
専務取締役 | 粕 谷 恭 司 | |
常務取締役 | 髙 木 真 治 | |
取 締 役 | 成 田 純 隆 | |
取締役相談役 | 粕 谷 正 昭 | |
沿 革 | 昭和21年5月 | 諫早市川内町にて、漁業用資材である撚糸の販売開始。 |
昭和40年 | カスタニ式定置網を研究開発し、飛躍的に業容を拡大。 | |
昭和41年12月 | 粕谷撚糸有限会社設立。 | 昭和47年10月 | 粕谷製網株式会社へ組織変更(資本金 20,000千円)。 |
昭和63年2月 | 亀甲網の編網機を開発。東レ・モノフィラメントより原糸の提供を受けポリエステルモノフィラメント製亀甲網(KIKKONET)を製作し、錆びない安全な養殖用生簀網として普及を開始。 | 平成14年3月 | 国交省宮崎河川道路事務所より「錆びない網」が欲しいとの要望から「KIKKONET」を土木資材へ転用⇒陸上部門へ進出。 |
平成16年3月 | 国交省新技術情報提供システム(NETIS)へ登録。 | |
平成16年11月 | 土木建設資材用KIKKONET(STKネット)のSTKネット工法研究会設立総会を開催。 | |
平成21年11月 | マカフェリ社との業務提携(日本を除く世界の総代理店)。 | |
平成21年12月 | 資本金 41,000千円に増資。 | |
平成24年2月 | KIKKONET編網機特許取得。 | |
平成26年10月 | 水産資源増殖を目的とするFRK研究会設立。 | |
平成28年11月 | 平成28年度九州地方発明表彰で九州経済産業局長賞と実施功績賞を授与。(KIKKONETの製造特許) | |
平成29年12月 | 地域未来牽引企業(経済産業省)認定。 |
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