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FーRENマットとは、従来、河川海岸の護岸護床などの根固めや洗掘防止工に用いられてきた亜鉛めっき・被覆亜鉛めっき鉄線かごに代わる、ポリエステル製の素線を亀甲状に編んだネットで作られたふとんかご・根固めマットです。大きな特徴として、ポリエステル製のため耐腐食性耐酸性に優れ、海中・海岸地帯や陸上では工業地帯・火山地帯などでの利用に効果を発揮します。
また、素材の軽量性を活かして部材搬入に困った場所での利用に最適です。
(FーRENマット:QS-080016-A)
塩害や酸性害に強く、紫外線による劣化が無く錆びないマットです。
量は590g/㎡と軽量で、工場製品として製作・出荷されることで、施工現場での従来鉄線金網かごの様な組立作業が不用となり、作業性の軽減・工期の短縮が行えます。FーREN マットの一般的なタイプには、現場状況に合わせ吊下げロープの有・無を選定可能です。
耐久性においては、30年経過の素線実績データにより60年以上の耐久性が推定されコスト縮減に役立ちます。
亀甲形2回捻りで編んでいるため連続破網が起こらず、落下試験を実施しその耐破網性を確認しています。
プラスチック製のため、地盤の変動が生じた場合でも、地盤変化への追随性があります。
FーRENマット仕様
型式 |
規格 |
寸 法 |
参考重量 W( tf ) |
備考 (吊りロープ) |
||
高さH(m) |
幅B(m) |
延長L(m) |
||||
F1 |
1.0緕・ 型 |
0.5 |
1.0 |
2.0 |
1.6 |
無し |
F2 |
0.5緕・ 型 |
0.5 |
1.0 |
1.0 |
0.8 |
無し |
F3 |
1.2緕・ 型 |
0.5 |
1.2 |
2.0 |
2.0 |
無し |
F4 |
0.6緕・ 型 |
0.5 |
1.2 |
1.0 |
1.0 |
無し |
F5 |
1.0緕・ 型 |
0.5 |
1.0 |
2.0 |
1.6 |
有り |
F6 |
1.5緕・ 型 |
0.5 |
1.0 |
3.0 |
2.4 |
有り |
F7 |
2.0緕・ 型 |
0.5 |
2.0 |
2.0 |
3.2 |
有り |
F8 |
3.0緕・ 型 |
1.0 |
1.5 |
2.0 |
4.8 |
有り |
F9 |
3.0緕・ 型 |
0.5 |
2.0 |
3.0 |
4.8 |
有り |
F10 |
6.0緕・ 型 |
1.5 |
2.0 |
2.0 |
9.6 |
有り |
F11 |
6.0緕・ 型 |
1.0 |
2.0 |
3.0 |
9.6 |
有り |
F12 |
16.0緕・ 型 |
1.0 |
4.0 |
4.0 |
25.6 |
有り |
●※規格外については御相談下さい。
部 材 |
規 格 |
材 質 |
本 体 |
マット網材 Φ3.0×50×71 |
ポリエステルモノフィラメント |
梁 線 |
TLー1 Φ3.0㎜×1本・TLー3 Φ2.7㎜×3本 |
平成15年11月 大淀川支流河川洗堀防止工事(宮崎県) |
平成16年10月 高知自動車道 一の瀬第一トンネル工事(JH) |
平成18年11月 立谷沢川第二発電所用水路側溝集水工枡地 修繕工事(東北電力) |
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平成19年12月 焼津漁港海岸保全施設整備工事(静岡県) |
平成20年3月 一般国道251号道路災害防除工事(長崎県) |
平成20年11月 丑越護岸 町単独災害復旧工事(静岡県西伊豆町) |
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平成21年4月 国東港向田地区海岸浸食防止(大分県) |
平成23年12月 静岡海岸 老朽化対策緊急事業工事(静岡県) |
平成23年12月 水漁単第1号用宗漁港 緩傾斜護岸修繕工事(静岡県静岡市) |
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平成25年12月 陸前高田災害復旧工事 仮防波堤 |