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我が社は撚糸製造業として創業し、海苔網の製造、小型定置、大型定置と発展的に多種多様タイプの網および定置網を製造し好評を博してまいりました。
また、海洋環境の変化に伴い、獲る漁業から育てる漁業へといった漁業形態の変換に対応すべく、定置網で培った技術を基に、養殖係留施設および養殖生簀の設置の設置施工と業容を拡大させてまいりました。
この間、漁業者からの『腐らない網を』という要望に応え、ポリエステル製KIKKONET(亀甲網)の開発を行うなど、創業以来一貫して、漁業および海洋に関る仕事を行なっております。
養殖用生簀網として開発したポリエステル製KIKKONETの、錆ない、軽い、高耐久といった特性を活かし、金網の弱点を補う土木資材として活用されるようになりました。
海沿い、火山地帯での落石防護、海や河川の護岸工事、高速道路沿線における小動物侵入防止といった、金網で永い使用に耐えない地域や、設置・施工に厳しい山間部での設置に最適です。
ととのゆりかごは、小動物や付着生物が集まりやすい構造になっており、これら集まった生物がエサと成ることで大型の有用種の魚などを沖合より誘導し、エサ場や産卵場を形成する効果があります。エサ生物が住み込み安定した生態系を形成するのに1か月以上かかります。
イカ産卵床は、付着生物が付着して小動物など魚の餌になる生き物が集まり、産卵や誘導の効果が挙がるような生態系を形成し、その効果として定置網などの漁獲アップに繋がります。イカの産卵量は天然イカシバの倍以上で、1シーズンに数回産卵できます。
しかも、山から切り出す天然柴とは違い、朽ちず繰り返し使用可能で、環境に優しいものです。
SWマットは、藻場などの基質になり生物多様性の基礎になります。また、漁礁の基礎を安定させる土台として使用でき漁場効果を長期に保てます。
弊社は創業以来、漁業海洋部門で培ってきた技術と知識を基にその他の新事業にも力を入れています。
・KIKKONET簡易漁礁、つり公園・沿岸環境整備
・カヌーコースの設計施工
・トライアスロン海上コースの設計・施工
・ゴルフ練習場ネットの設置
・野球、ソフト練習場、公園等の防球ネットの設置